【和歌山G1】準決9Rでパワフルな走りを見せた平原康多 G1V8へ視界良好だ

 「高松宮記念杯競輪・G1」(21日、和歌山)

 準決9Rで平原康多(38)=埼玉・87期・SS=が力強い走りで打開した。まずは打鐘で出切り、別線を行かせてから6番手を確保。体勢を立て直して最終3角から豪快にまくって1着。芦沢辰弘(茨城)を連れ込んで関東ワンツーを決めた。

 準決に関東が2人しか進んでいない中でのワンツー決着に平原は「何よりですね」と笑顔。ただ、2日目までは「ピリッとしなくて…」といい状態ではなかったようで、3日目に「シューズをイジったんですよ。すると壊れてしまって…。別のシューズで行きました」とちょっとしたトラブルを明かす。だが、これが奏功。「修正できたようで、うまくまくり切れました」と確かな手応えを感じていた。

 2018年9月に共同通信社杯(高知)でG2を制しているが、G1は17年2月の全日本選抜(取手)以来、3年4カ月も優勝から遠ざかっている。準決の快勝で気持ちが乗ってきた平原は、8回目のG1優勝へ、決勝も芦沢を連れてパワフルな走りを披露する。

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