【和歌山G1】絶好調をアピールする大槻寛徳 4年3カ月ぶりの決勝進出へ激走だ

 「高松宮記念杯競輪・G1」(20日、和歌山)

 好配演出で競輪マニアから人気の高い大槻寛徳(41)=宮城・85期・S1。今回は2日目9Rでファンをうならせる高配当をたたき出した。

 落車があったものの、うまく避けたうえ、直線で強襲した大槻が1着でゴール。2位入線の黒沢征治(埼玉)が失格で、2着に芦沢辰弘(茨城)、3着に佐藤友和(岩手)が繰り上がり、3連単は9万1170円とジャンボ配当だった。

 レース後はあまり息を切らすこともなく検車場に引き揚げてきた。報道陣からの質問には「怪しい雰囲気がしたので」と落車を予知した動きができたことを明かし「避けてからもいい感じで踏めました。絶好調ですね」とアピール。2015年3月の日本選手権(京王閣)以来、4年3カ月ぶりとなるG1の決勝進出へ確かな手応えを感じている。

 準決9Rは菅田壱道(宮城)に前を任す。菅田も2次予選はロングまくりを決めるなど、動きはかなりいい。そのスピードをもらえる大槻が、2日連続でゴールを先頭で駆け抜けるシーンが見られるかもしれない。

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