【和歌山G1】本田晴美のケイリン金言

 「高松宮記念杯競輪・G1」(19日、和歌山)

 まずは初日の特別選抜予選を振り返りたい。11Rは郡司が素晴らしいレースを披露した。先行した松井に乗ってから、新田が佐藤を突き放しながらまくってくると、そこにスイッチして差し切り。この動きができるときの郡司は実に強い。一方の新田は少し気になる。ダッシュ力はワールドクラスだったが、粘りがもう少しだった。だが、2日目にはうまく修正してくると思う。

 12Rは脇本が豪脚を見せた。浅井にけん制されたとき、バランスを崩してしまったが、きっちりと巻き返して1着。完全優勝を飾った昨年のG1・日本選手権(松戸)を思い出させるパワーとスピードで、今回も完全優勝へ突き進みそうだ。

 10R 清水-岩津に逆らえない。⑤=①。

 11R 人気は新田-小松崎の⑤①じゃが、千葉作戦が怖い。岩本先制で鈴木-和田がさばく⑥=②を買う。

 12R 脇本に稲川がすんなりマークできれば①=⑨。ただ、稲川が踏み出しで離れると松浦、浅井がハマって①=②、①=③で決まりそうじゃ。(本紙評論家)

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