【中国地区】取鳥雄吾
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「平安賞・G3」(9月3日開幕、向日町)
取鳥雄吾(25)=岡山・107期・S1=が今年好調だ。3月の松戸F1で2年4カ月ぶりの優勝を飾ると、6月の玉野F1、7月の高松F1も制して、今年V3と乗れている。直前のG1・オールスター(名古屋)は1次予選4着で敗退、2日目も9着と、あと1走で“お帰りコース”だったが、3日目の一般で2着。欠場者が多く出たため、4日目も走れることになり、一般で1着。3、4日目は2走とも岩津裕介(岡山)とワンツー。最終日を待たずに帰郷となったが、気分よく名古屋を後にできただろう。
今回の舞台は向日町。取鳥は2018年に2回、F1に出走しているだけだが、2回とも決勝に進出できている。中四国勢は向日町G3と相性が良く、67周年(17年)の小倉竜二(徳島)、国際自転車トラック競技支援(16年)の才迫開(広島)、54周年(04年)の佐々木則幸(高知)が優勝を飾っている。この顔ぶれに取鳥が入ってもおかしくない。いい状態で向日町に乗り込んでくるだけに、G3初優勝へ初日から果敢に仕掛けそうだ。