【向日町G3】「いいメンバーと力勝負を」と大仕事を狙う大石剣士
「平安賞・G3」(5日、向日町)
今年もインパクトのあるレースを見せた。準決9Rに登場した大石剣士(25)=静岡・109期・S1=は最終ホーム過ぎから豪快なまくりで1着。決勝進出1番乗りを決めた。
昨年に続く向日町記念への参戦。昨年は準決勝で敗退したが、2次予選と最終日に佐藤慎太郎(福島)と連係し、いずれもかわされることなく1着と存在感を大いにアピールした。あれから1年。この日の準決勝でも佐藤との連係となったが、またしても大石が押し切る形でのワンツー。3度の完封劇となった。
「今年も爪痕を残したい」と意気込み臨んでいる今回は初日、2日目と思うような感触ではなく「昨年ほどの状態じゃないかも」とこぼしていたが「修正して少し良くなった」と尻上がりに調子も上がってきているようだ。
大本命の脇本雄太(福井)をはじめ、強烈なメンバーで争う決勝戦。「強いメンバーで力勝負をしたい」と持てる力をフルに発揮してさらに大きな爪痕を残すつもりだ。