【向日町G3】「チャンスがないわけではない」と総力戦で挑む瓜生崇智

 「平安賞・G3」(4日、向日町)

 巧みにレースを組み立てられる強みを持つ瓜生崇智(26)=熊本・109期・S2。強い新人レーサーが続々とデビューしている熊本支部において若手リーダー格の存在。自身も直前の武雄F1でS級初優勝を成し遂げるなど波に乗っている。

 「(初優勝で)テンションが上がり過ぎないようにしたい」と語る今開催も落ち着いたレース運びを披露。2日目7Rは先行した中近ラインの後位4番手を確保し、最終3角からまくり追い込んで2着。「理想は2角からだったけど、脚の折り合いが付かなかった。でも初日よりは少しいいかな」と状態面でも上積みがあったようだ。

 「最近は日に日に良くなることが多くなった。それだけ経験値が上がってている感じがする」と成長を実感している瓜生。

 準決11Rはシリーズ大本命の脇本雄太(福井)との対戦となる。「脇本さんは強いけど、2日目だって脇本さんと走った小林(泰正)君が2着まで入ってるし、チャンスがないわけではない」と気合は入っている。九州地区で唯一準決勝に残った男が存在感を示す。

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