【向日町G3】S級S班を相手に「楽しみ」と真っ向勝負に出る真杉匠
「平安賞・G3」(2日開幕、向日町)
関東トップクラスの先行力を持っている真杉匠(22)=栃木・113期・S1。今回は追加での参戦で前走の小田原記念からはタイトな日程となるが「間隔が詰まっているのは嫌いじゃない」と強行日程は歓迎のタイプ。中間も「練習した感じは良かった」と好調を維持している。
当初は5月のF1シリーズにも参戦して準優勝。3日間ともバックを取っており「成績も悪くないし、いいイメージ」と好印象を抱いている。
初日はメインの特選からスタート。脇本雄太(福井)、新田祐大(福島)の東京五輪代表コンビに今年のダービーを制覇した松浦悠士(広島)など、強烈なメンバー構成での対戦となった。
「うわぁ…とは思いますけど」と苦笑いするが「特選に乗れたのは大きいし、楽しみですね」と強敵を相手に爪痕を残すつもりだ。後位を固める内藤秀久(神奈川)の援護を受け、持ち前の積極的な走りで真っ向勝負を挑む。