【向日町G3】悲願のGP出場へ賞金を積みたい山田英明 器用な立ち回りからV奪取へ

 「平安賞・G3」(6日、向日町)

 巧みな立ち回りを見せてV争いに食い込む。準決7Rを2着でクリアした山田英明(37)=佐賀・89期・S1。レースは酒井拳蔵(大阪)先頭の近畿勢が主導権。中団を確保した山田は、後方から巻き返してきた森田優弥(埼玉)をブロックして内を進んだが、前の番手まくりを放った三谷竜生(奈良)が内に入ってきて失速。三谷追走の畑段嵐士(京都)後位に切り替えて3位で入線も、三谷の失格によって2着に繰り上がった。「気持ちと展開は分かっていたが、余裕がなかった」とアクシデント絡みもあり、レース後は複雑な表情を見せた。

 今年は「一戦一戦を大切に」とビッグレースだけにこだわらず、コツコツ結果を残してきた。今年の獲得賞金ランクは現在10位。初めてのKEIRINグランプリ(12月30日・平塚)出場が狙える位置に付けている。「とにかくできることをやって決勝に備える」と決勝を見据える山田。当然、優勝して大幅に賞金上積みを狙うだけ。器用な立ち回りを披露してVを手にする。

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