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【向日町G3】地元のエース・村上義弘が平安賞V5に挑む

 平安賞V4を誇る村上義弘
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 「平安賞・G3」(26日開幕、向日町)

 今年も平安賞に全国から強豪が集結した。ただ、S級S班は地元の最強ブラザーズだけ。やはり兄の村上義弘(45)=京都・73期・SS=がシリーズの主役となる。

 グランプリV2、G1V6、G2V5を誇る猛者は、平安賞V4(3日間制を含む)。自分の“庭”で他府県の選手が喜ぶ顔を絶対に見たくないはず。今回は弟の村上博幸だけでなく稲垣裕之、酒井耕介、藤木裕、中野雄喜と地元・京都の精鋭がそろったうえ、南潤(和歌山)、野原雅也、小森貴大(ともに福井)と近畿勢に自力型がそろった。直前のG2・共同通信社杯(松阪)では、準決で前を任せた山本伸一(京都)が落車してしまったが、最終2角から外を豪快に踏み上げるなど、縦横無尽な走りを披露できている。村上義にとって平安賞はG1に匹敵するタイトル。V5へ容赦なく立ち回るとみた。

 南関から郡司浩平(神奈川)、北日本から佐藤慎太郎(福島)、菅田壱道(宮城)、中四国から松浦悠士(広島)、岩津裕介(岡山)、宮本隼輔(山口)、池田憲昭(香川)といった刺客がやってくる。この中では佐藤慎が怖い存在。タテに踏むことを意識した新車がマッチしているようで、今年は賞金面でグランプリ出場圏内につけるほど稼げている。向日町でもシャープな伸びを間違いなく披露するはずだ。

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