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【中部地区】西村光太

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 ホームバンクの記念で、人一倍気合が入る西村。自力の競走なら好位置を取るなど自在性も発揮し、番手の競走もそつなくこなす。器用な立ち回りが持ち味だ。

 昨年の上半期は自身初のS級1班を経験。下半期は残念ながら2班に降格となったが、8月の弥彦記念で決勝へ進出するなどG3の舞台でも存在感を発揮した。

 それでも、下半期は成績が急下降。負傷の影響で11月は2場所を欠場した。復帰した12月の大垣F1は2日目以降を欠場。続く宇都宮F1では、持ち味の位置取りにこだわる競走を見せたが、他選手と接触して落車、失格。「11月、12月とほとんど競走をしていないので…」。2カ月間で2走のみと、レース勘には大きく課題を残した。ただ、「落車のダメージはなかった」と体に後遺症がなかったことは幸いだった。

 年が明けて最も意識する開催は、もちろんG3・松阪記念。「地元へ向けて、やっていくだけ」と自らを追い込み、万全の状態で大一番に挑む。

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