【川崎競輪】深谷知広がパワフルに今年初1着

 「海老澤清杯 桜花賞・G3ナイター」(20日、川崎)

 東京五輪出場を目指している深谷知広(29)=愛知・96期・S1=が、逃げ切り勝ちで今年初白星を挙げた。

 “世界”を相手に戦ってきたパワーで、ライバルたちをねじ伏せた。2次予選Aの2日目9Rは簗田一輝-岡村潤-大西健士が誘導を切って打鐘。さらに吉田拓矢-武田豊樹が叩いて前に出たところを、深谷が豪快にカマシ先行で主導権。師匠の金子貴志を連れて最終ホームで出切ると、1列棒状の展開に持ち込み押し切った。

 現在は自転車競技をメインにしているため、競輪参戦は昨年8月のG1・オールスター(平)以来。ぶっつけ本番に近い状態で投入した新フレームに関しては、「バックで違和感があった。そこの改善点が、まだ見えてこないので少し考えて修正してみる」と首をかしげた。

 ただ、脚の感触に関しては「掛かり自体は問題ない」と納得の表情。準決11Rでは、さらに強烈なパフォーマンスを発揮することを誓った。

 2012年の63周年、2017年のアーバンナイトカーニバル以来、3回目となる川崎G3制覇を成し遂げるためにも、しっかりと勝ち上がる。

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