凱旋門賞に挑戦するクリンチャーが栗東で追い切り

 「有力馬次走報」(15日)

 ◆凱旋門賞・仏G1(10月7日・パリロンシャン、芝2400メートル)に挑戦するクリンチャー(牡4歳、栗東・宮本)が、栗東CWで出国1週前となる追い切りを行った。力強い脚さばきで6F83秒1-38秒9-12秒3を計時。「めちゃくちゃく動きは良かったわ。古馬になって、完成の域に達してきたね」と宮本師。17日に検疫馬房へ入り、22日に同坂路で国内最終追い切りを予定。23日に出国する。

 ◆マイラーズC3着後、休養していたエアスピネル(牡5歳、栗東・笹田)が、今月末にも帰厩。毎日王冠(10月7日・東京、芝1800メートル)か、富士S(10月20日・東京、芝1600メートル)で始動予定。笹田師は「痛めていたところはもう何ともない。復帰が毎日王冠ならその後は天皇賞・秋(10月28日・東京、芝2000メートル)に、富士SならマイルCS(11月18日・京都、芝1600メートル)になると思う」と見通しを語った。僚馬のダンスディレクター(牡8歳)は、視野に入れていたキーンランドC(26日・札幌、芝1200メートル)を左前の球節の腫れで見送る。

 ◆宝塚記念8着のキセキ(牡4歳、栗東・中竹)は、京都大賞典(10月8日・京都、芝2400メートル)で復帰予定。僚馬でオークス6着後、休養していたサトノワルキューレ(牝3歳)は15日に帰厩。予定通りローズS(9月16日・阪神、芝1800メートル)で復帰する。鞍上はM・デムーロ。カンタービレ(牝3歳)は、ルメールとの新コンビで同レースへ。ランドネ(牝3歳)は、紫苑S(9月8日・中山、芝2000メートル)へ。クイーンS4着のトーセンビクトリー(牝6歳)は、レディスプレリュード(10月11日・大井、ダート1800メートル)でダートに初挑戦。

 ◆エルムS4着のロンドンタウン(牡5歳、栗東・牧田)はコリアC・韓国G1(9月9日・ソウル、ダート1800メートル)の招待を受諾。鞍上を岩田に戻して連覇に挑む。モーニン(牡6歳、栗東・石坂正)も同レースの招待を受諾。「千八の方(同日のコリアC)に行けるなら、行きたいとは伝えている。調整は順調に進んでいますよ」と石坂正師。鞍上は藤井勘一郎を予定。

 ◆エルムS12着のアルタイル(牡6歳、美浦・手塚)はBSN賞(8月25日・新潟、ダート1800メートル)へ。僚馬で関屋記念4着のヤングマンパワーは京成杯AH(9月9日・中山、芝1600メートル)へ。関屋記念10着のショウナンアンセム(牡5歳、美浦・田中剛)は京成杯AH(9月9日・中山、芝1600メートル)へ。

 ◆柳都Sを勝って再びオープンへ返り咲いたミッシングリンク(牝4歳、美浦・斎藤誠)はラジオ日本賞(9月16日・中山、ダート1800メートル)か、レディスプレリュードを視野に。僚馬で三面川特別2着のウラヌスチャーム(牝3歳)はローズSへ向かう。

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