「有力馬次走報」（２９日）

　◆ダービーで６着に敗れたダノンプレミアム（牡３歳、栗東・中内田）は、今週中に千葉県のケイアイファームを経由し、北海道のケイアイファームへ放牧に出る。「秋に向けては馬の状態を見ながら決めたい」と中内田師。３着コズミックフォース（牡３歳、美浦・国枝）、僚馬で１５着のオウケンムーン（牡３歳）について国枝師は「馬の状態を見てからだけど２頭とも放牧かな」と語った。７着ゴーフォザサミット（牡３歳、美浦・藤沢和）は「秋まで休ませて、毎日王冠（１０月７日・東京、芝１８００メートル）か、天皇賞・秋（１０月２８日・東京、芝２０００メートル）かな」と藤沢和師。１３着サンリヴァル（牡３歳、栗東・藤岡）も放牧へ。藤岡師は「秋は神戸新聞杯（９月２３日・阪神、芝２４００メートル）から菊花賞（１０月２１日・京都、芝３０００メートル）へ行くことになりそう」と話した。

　◆目黒記念２着のノーブルマーズ（牡５歳、栗東・宮本）は、引き続き高倉とのコンビで宝塚記念（６月２４日・阪神、芝２２００メートル）を目指す。１２着サウンズオブアース（牡７歳、栗東・藤岡）も同レースへ。７着ヴォージュ（牡５歳、栗東・西村）は、札幌日経オープン（８月４日・札幌、芝２６００メートル）を視野に。１３着フェイムゲーム（セン８歳、美浦・宗像）は近日中に放牧へ出される。

　◆クイーンエリザベス２世Ｃ５着のアルアイン（牡４歳、栗東・池江）は、宝塚記念を見送り、札幌記念（８月１９日・札幌、芝２０００メートル）の出走を視野に入れていることが、所属するサンデーサラブレットクラブのホームページで発表された。