キセキ 春は国内専念 ドバイ遠征断念

 「有力馬次走報」(31日)

 ◆昨年の香港ヴァーズ9着後、休養しているキセキ(牡4歳、栗東・角居)はドバイ遠征を断念し、春は国内に専念することが分かった。始動戦は未定だが、大阪杯(4月1日・阪神、芝2000メートル)か、天皇賞・春(4月29日・京都、芝3200メートル)を目標にする。「思ったほど馬体が回復してこないので。目標をどちらにするか、初戦の様子を見て決めたい」と角居師。

 ◆右後肢フレグモーネで、根岸Sを出走取消となったベストウォーリア(牡8歳、栗東・石坂)は、予定通りフェブラリーS(2月18日・東京、ダート1600メートル)へ。「すぐに治まったので」と石坂師。6着キングズガード(牡7歳、栗東・寺島)も、引き続き藤岡佑で同レースへ。

 ◆秋華賞7着後、休養していたアエロリット(牝4歳、美浦・菊沢)が、福島県のノーザンファーム天栄から先週、美浦に帰厩。中山記念(25日・中山、芝1800メートル)で復帰する。昨年の新潟記念14着後、休養しているルミナスウォリアー(牡7歳、美浦・和田郎)は、金鯱賞(3月11日・中京、芝2000メートル)で復帰予定。

 ◆昨年の最優秀短距離馬レッドファルクス(牡7歳、美浦・尾関)が、始動戦の阪急杯(25日・阪神、芝1400メートル)に向けて、帰厩後初時計をマーク。美浦Wで5F72秒1-42秒5-12秒8に「まだ体は緩いけど、フレッシュな、いい状態」と尾関師。石清水Sを制したニシノラッシュ(牡6歳、栗東・宮本)も同レースを予定。

 ◆1月7日の京都3Rで9着入線後に落馬し、休養していた藤懸貴志騎手(24)=栗東・平田=が今週の京都競馬で復帰する。すでに先月30日から調教に騎乗しており「離脱したのは3週間だけなので、馬に乗っても違和感はありません。何とか巻き返したいと思います」と意欲的に語った。

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