サトノアラジン、仏G1には出走せず
「有力馬次走報」(14日)
◆安田記念でG1初制覇を飾ったサトノアラジン(牡6歳、栗東・池江)は、優先出走権を得たジャックルマロワ賞・仏G1(8月13日・ドーヴィル、芝1600メートル)には向かわない見込み。「軽い高速馬場じゃないと駄目なので、(欧州の)馬場は合わない。夏は休ませると思います」と師。
◆ダービー3着のアドミラブル(牡3歳、栗東・音無)と、僚馬で6着のダンビュライト(牡3歳)は神戸新聞杯(9月24日・阪神、芝2400メートル)で始動。17着アメリカズカップ(牡3歳)は菊花賞路線には向かわない予定。「1600メートルから1800メートルを使いたい」と師。
◆北海道スプリントC3着のスノードラゴン(牡9歳、美浦・高木)はCBC賞(7月2日・中京、芝1200メートル)へ。僚馬で鳴尾記念3着のマイネルフロスト(牡6歳)は七夕賞(7月9日・福島、芝2000メートル)に出走。さきたま杯を勝ったホワイトフーガ(牝5歳)はスパーキングレディーC(7月6日・川崎、ダート1600メートル)へ。
◆七夕賞を予定していたエプソムC3着のマイネルハニー(牡4歳、美浦・栗田博)は、福島テレビオープン(7月23日・福島、芝1800メートル)にスライド。10着ナスノセイカン(牡5歳、美浦・矢野)は左前球節に腫れが見られたため休養に入る。
◆マーメイドS2着のクインズミラーグロ(牝5歳、美浦・和田道)は武豊とのコンビでクイーンS(7月30日・札幌、芝1800メートル)へ。
◆11年デイリー杯2歳Sなど、重賞6勝を挙げたクラレント(牡8歳、栗東・橋口)が、右前浅屈腱炎を発症。近日中に登録を抹消する。「春もいい競馬をしていただけに残念ですが、よく頑張ってくれました」と師。今後は乗馬になる予定。