【秋華賞馬体診断】アールドヴィーヴル

 「秋華賞・G1」(17日・阪神)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の吉田順一(栗東)、石堂道生(美浦)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【アールドヴィーヴル B】ローズS時は、負荷のかかったケイコをしながらも目つきは聡明(そうめい)。しかし、さすがに一度使った事で眼光はきつくなり気が入っている印象だ。また中3週と追い切り開始日を踏まえれば、多大な上積みは見込みづらい。前走は8キロ増だったが、骨格や前後のバランスから考えれば440~450キロぐらいになれば、もう一段階上のレベルになるイメージはある。多少なりとも皮膚の緩みが減っているのは確かだが、トモの股部分のボリュームも気持ち減少。いい意味で平行線と言ったところか。(馬サブロー栗東・吉田順一)

 〈1週前追い切り診断〉栗東坂路で4F55秒6-40秒1-13秒2(馬なり)。キビキビと素軽い脚さばきで登坂。適度に気合も乗っており、上々の気配。ひと叩きされた効果はありそうだ。

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