【スプリンターズS馬体診断】メイケイエール

 「スプリンターズS・G1」(10月3日・中山)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の竹原伸介トラックマン(栗東)が、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【メイケイエール B】

 4カ月半ぶりの前走キーンランドC(7着)では、20キロ増の馬体重。いくらか馬体に緩さはあったものの、腹回りはすっきりとしており、大部分は成長分と感じられた。今回はあばらがうっすらと確認できるし、前腕と下腿(かたい)にはっきりと血管が浮き出ている。これは前走時に見られなかったもので、ひと叩きされた効果だろう。

 後肢に比べて前肢が短く見える点や、牝馬にしては首差しが太いのも短距離に適性があるのは明らかだ。3歳馬にしては上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)が発達しているのも特徴で、これから後駆に筋肉が増してくれば一線級の短距離馬を目指せそうだ。(馬サブロー栗東・竹原伸介)

 〈1週前追い切り診断〉22日に池添を背に、栗東CWで4F52秒1-37秒1-11秒6(馬なり)。テンを抑え気味に入ったとはいえ、4角から直線での加速感はこの馬本来のもの。最後まで余力たっぷりに駆け抜けた。25日にも栗東坂路で4F51秒7をマーク。4カ月半ぶりを叩かれて、気配は確実に上向いている。

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