【宝塚記念馬体診断】レイパパレ

 「宝塚記念・G1」(27日・阪神)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【レイパパレ A】4カ月ぶりだった前走の大阪杯(1着)でも馬体は仕上がっていたが、約3カ月ぶりの今回も同様に太め感は皆無だ。3歳時には細身で脚長の体形だったが、馬体がボリュームアップして当時の面影は薄れてきた。それでも牝馬らしいしなやか体つきは残っていて、馬体をふっくらと見せているのもいい傾向だ。

 前走と比較して変わってきた点は、上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)が増量して上腕筋(じょうわんきん)との段差がさらにくっきりとしてきた点と、大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)が発達した点。4歳の夏を迎えて、いよいよ馬体が本格化してきたようだ。うっすらとあばらが見えているように皮膚の薄さは際立ち、毛ヅヤも前走時と同様に光沢がある。ピークに近い状態と言えるだろう。(馬サブロー栗東・竹原伸介)

 〈1週前追い切り診断〉栗東坂路で4F55秒6-40秒4-12秒1(G強め)。スマイルライン(3歳1勝クラス)との併せ馬で1馬身半先着した。キビキビと素軽い脚さばきで登坂。ラストの伸びも上々だった。

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