【安田記念馬体診断】インディチャンプ

 「安田記念・G1」(6日・東京)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【インディチャンプ B】19年安田記念の覇者にして、G1・2勝の実力馬だが、1年1カ月勝ち星に恵まれていない。それでもその間は掲示板を外しておらず、マイル以下の距離ならトップクラスの力を誇示している。

 前走の高松宮記念(3着)では、馬体重が6キロ絞れてすっきりとした体つきだった。前腕や下腿(かたい)にも、血管も浮き出ていた。今回はその血管がぼんやりとしており、あばらも見えづらい。いくらか馬体に余裕が感じられる。

 相変わらず馬体に張りがあり毛ヅヤにも光沢はあるので、どこまで当日までに馬体が引き締まるかが鍵になるだろう。(馬サブロー栗東・竹原伸介)

 〈1週前追い切り診断〉栗東坂路で4F51秒6-37秒9-12秒4(一杯)。インフィナイト(3歳オープン)との併せ馬で2馬身先着。攻め駆けタイプとはいえ、力強い脚さばきで先着と動きの良さは目立っていた。しっかりと力を出せる気配。

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