【ダービー馬体診断】タイトルホルダー

 「ダービー・G1」(30日・東京)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をS~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【タイトルホルダー B】胸前が厚めで、しっかりとした首差し。短めの胴で、横から見ると小さくまとまって映る。肌ツヤの質感が良く、張りのある筋肉。緩みはなくしっかりと仕上がっている。

 ただ馬体のバランスを考えると、2F延長は少し気にはなる材料か。今回の舞台設定の方がより注文はつきそうで、スピードを生かせるような展開と馬場が理想となる。(美浦・石堂道生)

 〈1週前追い切り診断〉田辺を背に美浦Wで5F66秒0-38秒0-11秒7(馬なり)。単走ながら、活気あふれるフットワーク。直線に向くと回転ピッチが上がり、ラストは矢のような伸び脚。やればやるだけ動きそうな雰囲気があり、体の張り、ツヤも申し分なし。前走からさらに良くなった。

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