【NHKマイルC馬体診断】ホウオウアマゾン
「NHKマイルC・G1」(5月9日・東京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【ホウオウアマゾン B】立ち気味のつなぎやクッション度からすれば、母父アグネスタキオンの血を色濃く継承している。短めの首差しや背中の長さ、前腕やトモのボリュームから、芝、ダートを問わずマイル以下で活躍できそうだ。
万能型の父キングカメハメハの特徴もあり道悪で2勝。また球節などに負担のかかりやすい母父の血が影響しているのか、ゆったりとしたローテーションの方がパフォーマンスは高い。1週前のケイコはハードにやれたが、朝日杯FSの内容を加味すれば、中2週の間隔だけが多少気になる。(馬サブロー栗東・吉田順一)
〈1週前追い切り診断〉坂井(レースは武豊)を背に栗東CWで7F95秒0-37秒4-12秒4(一杯)。久々の前走を激走した反動はなく、ハードな攻めを消化と元気いっぱいの様子。まだトモが非力で完成途上の印象は否めないが、高い資質と現状の仕上がりでどこまで戦えるか注目だ。