【大阪杯】馬体診断コントレイル

 「大阪杯・G1」(4月4日・阪神)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【コントレイル A】ジャパンC(2着)以来4カ月ぶりだが、馬体から昨秋3戦の激闘の疲れは感じられず、しっかりとリフレッシュされたようだ。当時に比べると背丈が高くなり、前駆にもボリューム感が増した。

 以前は若干きゃしゃな印象があったが、全体的にパワーアップしている。それでも上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)の輪郭がくっきりとしており、下腿(かたい)の血管も浮き出て皮膚の薄さが感じられる。太め感のない仕上がりだ。

 相変わらず毛ヅヤの光沢は十分で、トモに丸みがあるのも好感が持てる。100%に近い状態だろう。馬体が大きくなったとはいえ、体高と体長のバランスは変わっておらず、芝2000~2400メートルがベストの条件という印象もそのまま。今回は適鞍と言える。

(馬サブロー栗東・竹原伸介)

 〈1週前追い切り診断〉福永を背に栗東CWで6F78秒6-37秒0-12秒4(馬なり)。トゥオトゥオ(3歳未出走)を1秒4追走して1秒先着、テンカハル(3歳1勝クラス)を1秒追走して0秒9先着した。前半のラップが速かったが、直線では馬なりのままグイグイと伸びた。ひと追いごとに気合乗りも良化。九分以上の仕上がりで出走できそうだ。

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