【有馬記念馬体診断】ワールドプレミア

 「有馬記念・G1」(12月27日・中山)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【ワールドプレミア B】

 11カ月ぶりで、持ち時計を3秒7も短縮した前走のジャパンC(6着)。反動やダメージを危惧したが、馬体を見る限り問題はなさそう。10キロ減だった馬体重だが、前駆やトモの筋肉量は落ちておらず、さらに減少した印象はない。

 毛ヅヤがピカピカだった前走時に比べると物足りない感はあるが、肩やトモの光沢を見れば無用の心配だろう。相変わらず下腿(かたい)の血管が浮き出ており、皮膚の薄さも初冬とは思えないほどだ。前走時にも書いたが菊花賞馬とはいえ、現在は中長距離向きの体形をしており、芝2500メートルは条件ベストと思える。

(馬サブロー栗東・竹原伸介)

 〈1週前追い切り診断〉栗東CWで6F84秒1-39秒4-12秒8(馬なり)。前半から落ち着き払った走り。徐々にピッチを上げ、ラストまで無理をすることなく軽快に疾走した。前回は脚元を気にして少し加減している部分もあったが、この中間は長めからしっかりと調整しており、馬体の張りも良化。休養期間が長かった分、伸びしろはライバルよりも大きそうだ。

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