「阪神ＪＦ・Ｇ１」（１３日・阪神）

　出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生（美浦）、吉田順一（栗東）の両トラックマンが、出走を予定する各馬をＡ～Ｄ評価しました。週末の予想にお役立てください。

　【ヨカヨカ　評価Ｂ】

　熊本産ながらデビューから高いパフォーマンスを示しての３連勝。ファンタジーＳは５着に終わったが、前走だけで見限るのは早計だろう。つなぎは寝ているが長さは通常でクッション性は十分。少し前重心で頭が高く、尻高で後肢は流れ気味だが、トモの丸みと張りツヤは申し分なし。このあたりはハードなケイコを施されているたまものだろう。目つきはキリッとしており、使ってのは上積みは十分。心身ともに変わり身はありそうだ。

（馬サブロー栗東・吉田順一）

　〈１週前追い切り診断〉西谷（レースは福永）を背に栗東ＣＷで６Ｆ７９秒６－３７秒５－１２秒５（一杯）。シゲルモクセイ（３歳１勝クラス）を２秒９追走して１秒３先着、シゲルセンム（２歳１勝クラス）を３秒５追走して０秒４先着した。軽快なフットワークで、最後までスピードは衰えず。休み明けをひと叩きされて、気配も大幅に良化してきた。