【天皇賞・秋馬体診断】ブラストワンピース
「天皇賞(秋)・G1」(11月1日、東京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をS~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【ブラストワンピース A】すごい張りをしている。以前は丸太のような体形だったが、腹回りが上がり、メリハリのあるシルエットに変化した。太い骨格にしっかりと筋肉がついて、今なお進化を続けている印象を受ける。パンパンに張った体は、もうそぎ落とす脂肪がないくらい。厚みのある首差しも健在で、胸を張って前を向く立ち姿は存在感たっぷりだ。ボスとしての自覚と自信に満ちた雰囲気を感じる。(馬サブロー美浦・佐野裕樹)
〈1週前追い切り診断〉池添を背に美浦Wで6F82秒6-12秒6(一杯)。長めからビシッと追う意欲的な内容。直線の手応えこそ見劣ったが、重心がしっかりと沈んでラストまで真一文字の伸び脚。これでグッと良くなりそうな雰囲気だ。