「秋華賞・Ｇ１」（１８日、京都）

　出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生（美浦）、吉田順一（栗東）の両トラックマンが、出走を予定する各馬をＡ～Ｄ評価しました。週末の予想にお役立てください。

　【ウインマリリン　Ｃ】春と比較して、全体的な輪郭から成長度合いはそれほど感じない。これまで通りコンパクトにまとまった体で、久々は苦にしない印象を与える。トモから尻にかけては、オークス時と比べるとややボリュームダウンして映り、当時が１００点だとすれば今回は８０点ほどか。ただ、二千の距離は体形面からもベスト。京都の舞台を考えても当馬の特性が生きる設定に思える。当週でどこまで良化してくるかに注目したい。（馬サブロー美浦・石堂道生）

　〈１週前追い切り診断〉横山武を背に美浦Ｗで５Ｆ６８秒８－１３秒１（仕掛け）。直線で促して何とか前をとらえようとしたが、最後まで相手の動きが上回り半馬身の遅れ。ただ、重いチップを考えたら、全体時計、ラスト１Ｆの数字も優秀。活気もあり、順調な仕上がりと言える。