【安田記念馬体診断】ダノンプレミアム
「安田記念・G1」(7日・東京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の竹原伸介(栗東)、佐野裕樹(美浦)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をS~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【ダノンプレミアム 評価A】
前走は5カ月ぶりのクイーンエリザベスSで3着。海外遠征によるダメージを心配していたが、ガッチリとして迫力満点の筋肉質の体つきは、好調時と遜色はない。前走時との馬体の変化の比較はできないが、肩や前腕、下腿(かたい)の血管がはっきりと浮き出ており、うっすらとあばらも見えている。これは皮膚が薄い証拠で、仕上がり状態としてはベストだろう。毛ヅヤにもかなりの光沢があり、体調の良さもうかがえる。以前に比べると顔の表情が落ち着いており、精神的にも成長したようだ。
(馬サブロー栗東・竹原伸介)
〈1週前追い切り診断〉栗東CWで6F81秒3-36秒9-11秒6(一杯)。先週はテンションが高く、やや行きたがる面を見せていたが、しっかりと修正。テンから16-15と理想的なラップを刻み、直線も本来の豪快な伸び脚を発揮した。豪州帰りとなるが、今のところ不安材料は見当たらない。