【オークス馬体診断】ウインマリリン
「オークス・G1」(24日・東京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の吉田順一(栗東)、石堂道生(美浦)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【ウインマリリン 評価B】
細めの首差しはいかにも牝馬らしい。全体的にもシャープなつくりで、450キロ台にしては体高があるのも特徴的。前走の反動が心配されるが、適度な筋肉量を保てており、肌の質感も良く映っている。二千の距離で3戦3勝の実績。唯一の敗戦は勝負どころで動きづらい位置取りに入ったとはいえ、千八でのものだった。いい脚を長く使えるタイプで、強風でタフな競馬となったフローラSは持久力を示してのV。特性を示せる展開になればここも当然有力候補だ。
(馬サブロー美浦・石堂道生)
〈1週前追い切り診断〉横山典を背に美浦Wで併せ馬。モヤのため計時不能だったが、内から楽な手応えのまま並びかけ、最後まで集中力を保ったまま軽快な脚さばきだった。どっしりと構えて落ち着きは十分。馬体も維持できている。