大阪杯馬体診断クロノジェネシス

 「大阪杯・G1」(4月5日・阪神)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【クロノジェネシス B】

 3カ月ぶりの京都記念(1着)では12キロ増でデビュー以来最高馬体重の460キロだった。それでも馬体に太め感はなく、牝馬らしいしなやかな体つきだった。そのため大きな変化は感じられないが、毛ヅヤは明らかに今回が上で、上昇度は十分だ。一見、体形からはマイラーにも見えるが、首差しが細くて長い。そのため距離の融通は利くので、芝2000メートルは適距離と言えるだろう。欲を言えば、前腕部や下腿(かたい)の血管がはっきりと見えてほしいが、バゴ産駒は皮膚の厚い馬が多く、そこは仕方のないところかもしれない。(馬サブロー栗東・竹原伸介)

 〈1週前追い切り診断〉北村友を背に栗東CWで6F79秒8-11秒6(馬なり)。ラムセスバローズ(5歳2勝クラス)を1秒8追走して1秒5先着した。スピード感あふれる走りで、迫力満点の動き。休み明けを好走した反動はなく、元気いっぱいだ。

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