大阪杯馬体診断ワグネリアン

 「大阪杯・G1」(4月5日・阪神)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【ワグネリアン A】

 ジャパンC(3着)以来4カ月半ぶりだが、全く太め感のない体つき。むしろ細く見えるほどで、仕上がりは抜群だ。父の中長距離向きの産駒は馬体を絞った時に結果を残すことが多く、ここに照準を合わせてきた。中3週だった前走時と遜色ない馬体の張りをしているし、晩秋と春という季節の違いはあるが、毛ヅヤの良さは目を引いている。筋肉の質感も失われておらず、体高と体長のバランスから芝2000メートルは絶好の舞台。状態にはついては文句なく太鼓判を押せる。(馬サブロー栗東・竹原伸介)

 〈1週前追い切り診断〉藤岡康を背に栗東DPで6F77秒3-11秒1(一杯)をマーク。僚馬フライライクバード(3歳1勝クラス)を1秒1、ノーウェアランド(3歳未出走)を1秒8追走し、それぞれに0秒1、0秒2遅れる形だった。とはいえ、時計自体は抜群。遅れも追走した分で、動きは活気にあふれていた。昨秋のジャパンC3着以来でも乗り込みは豊富。太め感なく仕上がっている。

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