【阪神JF馬体診断】ウーマンズハート

 「阪神JF・G1」(8日、阪神)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【ウーマンズハート 評価A】

 10月20日にケイコを開始。まずは栗東坂路で本数を乗って、ここ2週はハードに追われているが、その効果は如実に表れている。ピンとした耳やキリッとした目元から、前向きで仕上がり早の気性。皮下脂肪をためるタイプではなく、筋肉質で緩みは見られない。

 ハーツクライ産駒だが、寸の詰まった体形や立ち気味で短めのつなぎからは母系の血を色濃く継承している。ただ半兄のデザートストーム(5歳オープン)よりは、クッション性がある分、マイルまでは問題なし。完成度も高めで、桜花賞あたりまでは馬場不問で楽しめる一頭だ。

(馬サブロー栗東・吉田順一)

 〈1週前追い切り診断〉栗東CWで6F83秒0-38秒2-12秒2(強め)。ファステンバーグ(4歳2勝クラス)を0秒4追走して0秒5先着。テゴナ(2歳未勝利)を1秒6追走して0秒4先着した。帰厩後は11本の追い切りを消化し、乗り込み量は豊富。ひと追いごとに動きに素軽さが増している。気配も前走時と遜色なく、力を出せる状態だ。

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