【チャンピオンズC馬体診断】チュウワウィザード
「チャンピオンズC・G1」(12月1日、中京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【チュウワウィザード 評価B】
デビュー以来4着以下がない堅実派。前走のJBCクラシックでG1を初めて制した。母の父はスピード馬のデュランダルだが、胴長の体形をしており、父キングカメハメハの影響を受けていそうだ。
首回りが太く、前駆の勝った体形はダート馬特有のもので、この馬も例外ではない。どちらかと言えば体つきをボテッと見せるタイプで皮膚が厚く感じられるが、3走前の平安S(1着)当時も同様だったので心配はいらない。トモにも丸みがあり、この時季としては毛ヅヤも良好。顔つきにも覇気が感じられ、ひと叩きされての上積みは十分だ。(馬サブロー栗東・竹原伸介)
〈1週前追い切り診断〉福永を背に栗東CWで6F83秒0-38秒3-12秒4(強め)。ムーンザムーン(5歳1勝クラス)を追走して、手応え優勢で併入。しなやかに動けており、出来は高い次元で安定している。