【ジャパンC馬体診断】ユーキャンスマイル

 「ジャパンC・G1」(24日、東京)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【ユーキャンスマイル 評価A】

 休み明けの新潟記念で重賞2勝目を挙げ、前走の天皇賞・秋(4着)でも最速の上がり3F33秒7をマークと勢いのある上がり馬。首が長く胴長で、無駄肉のないスッキリとした体つき。長距離向きの体形をしているが、純粋なステイヤーと比べると首回りが若干太い。このあたりが中距離にも対応できるゆえんだろう。

 天皇賞・春(5着)でも肩や下腿(かたい)に血管が浮き出ていたが、今回はトモの下部にも見えている。これは当時2カ月半ぶりだった間隔が中3週となり、皮膚の薄さが際立ってきた感がある。毛ヅヤも申し分なく、九分以上の仕上がりだ。(馬サブロー栗東・竹原伸介)

 〈1週前追い切り診断〉栗東CWで6F79秒4-37秒2-12秒7(G一杯)。前半から速いラップで先行2騎を追いかけ、いったんは並びかけるシーンもあったが、最後は逆に突き放され、外のアドマイヤマーズ(3歳オープン)に3馬身遅れでフィニッシュした。それでも、この馬としては上々の内容。ハードに追われたことで、グンと気配が上向いてきそうだ。

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