【菊花賞馬体診断】ニシノデイジー

 「菊花賞・G1」(20日、京都)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、菊花賞に出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【ニシノデイジー 評価A】

 ハービンジャー産駒に多く見られるがっしりとしたつくりのタイプ。太めの首差しがさらに厚みが増して、全体的な筋肉量がほぼ均等に映るようになってきた。

 長めのつなぎで、大跳びなフットワークが特徴。皮膚が厚めでボテッと見せるのは体形的のもので、張りツヤは問題なし。レースで時折カッとなってしまう気性は課題でも、馬体的な面からは距離延長は望むところだろう。

 春先の写真では首を高くして力んでいる立ち姿が目立ったが、今回は非常にリラックスしており、表情からも落ち着きを感じさせている。気配は◎。

(馬サブロー美浦・石堂道生)

 〈1週前追い切り診断〉美浦Wで5F67秒4-39秒7-12秒5(一杯)。攻め駆けする2頭を大きく追い掛けてビシッと追った。ゴール前の伸び脚鋭く、最後はグイッと前へ出た。気持ちが入って出来はグンと上昇。

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