【秋華賞馬体診断】クロノジェネシス
「秋華賞・G1」(13日、京都)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、秋華賞に出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【クロノジェネシス 評価C】
ぶっつけ本番で約5カ月ぶり。今までにないローテーションということが影響しているのか、前腕のボリュームが桜花賞やオークスよりは物足りない印象を受ける。また1週前追い切りでは、2歳馬に手応えで劣勢。このあたりはトモの丸みが足りないことも影響しているかもしれない。
春に比べると前後のバランスは確実に良化しているが、現時点ではまだ完調手前と言ったところ。ただ、週末と当週の追い切りで心身ともにガラッと変わる可能性は十分にある。調整と負荷に注目したい。(馬サブロー栗東・吉田順一)
〈1週前追い切り診断〉北村友を背に栗東CWで6F80秒9-37秒0-12秒3(一杯)。追走したとはいえ、2歳馬相手に手応えで完敗とやや物足りなさの残る動きだった。馬体の雰囲気は春より良化しており、ビシッと追ったこのひと追いで、どこまで気合が乗ってくるか注目したい。