【ダービー馬体診断】レッドジェニアル
「日本ダービー」(26日、東京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、ダービーに出走を予定する各馬をS~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【レッドジェニアル 評価C】 デビュー戦の498キロからすれば18キロ減の前走。手脚が長くスラッとした姿形からすれば、体重以上にコンパクトだ。あばらをくっきりと見せ体脂肪の少ない筋肉の質感だが、トモに奥行きと丸みがなく平面に見えてしまうのは体が戻り切っていない印象だ。
それでも1週前は負荷のかかったケイコを消化。それにより多少なりともトモが張ってくればと思うが、年明け6戦目で上積みは考えづらい。まだあどけなさも残っており、ひと夏を越せばグーンと良くなってきそうだ。現時点の完成度や臨戦過程を踏まえれば、強くは推しづらい。
(馬サブロー栗東・吉田順一)
〈1週前追い切り診断〉栗東坂路で4F53秒2-38秒2-12秒5(一杯)。ジャコエマリックン(3歳未勝利)との併せ馬で半馬身先着。キビキビと活気十分の脚さばきで軽快に登坂。ラストもしっかりと反応していた。好調キープ。