【ダービー馬体診断】サートゥルナーリア

 「日本ダービー」(26日、東京)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、ダービーに出走を予定する各馬をS~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【サートゥルナーリア 評価A】 約4カ月ぶりの皐月賞に比べると、臀部(でんぶ)の丸みやボリュームは落ちている。これは今までにない詰まった間隔で出走することの影響かもしれない。

 とはいえ1週前、週末、当週の負荷次第では膨らむ可能性はあるので現時点で割り引くことはできない。あばらをしっかりと見せ、今回も体脂肪率の低い研ぎ澄まされた質感をキープ。相変わらず穏やかな目つきをして適度なテンションを保てているのは心強い限りだ。

 前走時は前肢と左後肢にバンテージを巻いていたが、今回はなし。球節の腫れぼったさがマシになっているのもプラスに捉えたい。

(馬サブロー栗東・吉田順一)

 〈1週前追い切り診断〉レーンを背に栗東CWで5F69秒4-37秒6-11秒8(馬なり)。ゆったりとしたラップを刻みながらも行きたがる様子はなく、落ち着き十分の走り。ラスト1Fだけで併せた2頭をスッと引き離して、軽々と最先着を決めた。休み明けの前走時より反応に鋭さが増し、さらに気配は上向いている印象。無傷5連勝での戴冠へ、今のところ不安は一切ない。

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