【フェブラリーS馬体診断】コパノキッキング
「フェブラリーS・G1」(17日、東京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、フェブラリーSに出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【コパノキッキング 評価C】
藤田菜七子騎手のG1初騎乗で話題を集めており、ここまで9戦7勝&目下4連勝中と勢いも申し分ない。がっちりとした筋肉をまとった前駆や太い首回りは、ダート馬としての高い資質の証明だろう。
前走の根岸Sで初めて1400メートルで結果を残した。ただ、頭の高さと胴の短さから距離には限界があるタイプ。マイル戦ではパフォーマンスが落ちるかもしれない。一般的な短距離馬に比べると首が長く、克服する可能性も若干残してはいるが-。
この時季としては毛ヅヤが抜群で、馬体の張りも上々。状態の良さでどこまでカバーできるかが鍵になる。
(馬サブロー栗東・竹原伸介)
〈1週前追い切り診断〉栗東CWで4F55秒3-40秒3-13秒1(馬なり)。前走から日が浅いため軽めの内容ながら、激走の反動はなく元気いっぱい。活気にあふれる動きで、状態は引き続き良好だ。