【阪神JF馬体診断】ベルスール
「阪神JF・G1」(9日、阪神)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、阪神JFに出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【ベルスール 評価C】
スウェプトオーヴァーボード産駒の黒鹿毛馬だが、芦毛のような毛色。目つきは鋭くかなりカメラマンの方に気を遣っている印象で、これはキャリアの浅さが出ているものかもしれない。
首差しは太めだが適度に長さはあり、前腕やトモのボリュームは十分。前走時の446キロの馬体重以上にパワーを感じさせるシルエットだ。半姉のヴゼットジョリー同様、ストライドは大きめのワンペース型。切れ味は欠くものの、適度に上がりが掛かれば崩れず走れるタイプだ。(馬サブロー栗東・吉田順一)
〈1週前追い切り診断〉栗東坂路で4F53秒1-38秒9-12秒8(G強め)。久々を好走した反動はなく、元気に登坂した。好調をキープしている。