【天皇賞・秋馬体診断】アルアイン
「天皇賞・秋・G1」(28日、東京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、天皇賞・秋に出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【アルアイン 評価A】
今春の大阪杯3着時に「欲を言えばもう少しトモに筋肉がつけば申し分のない体つき」と書いたが、ひと夏を越して見事にボリュームアップしてきた。肩の筋肉の質感も変わっておらず、丸みを帯びた後肢から馬体のバランスが良化している。
5カ月ぶりの前走・オールカマー2着時には皮膚が多少厚く感じたが、今回は下腿(かたい)に血管が浮き出ているように解消してきた。今春の香港遠征の疲れはなく、休み明けを好走した反動も皆無。状態はさらに上向いている。
(馬サブロー栗東・竹原伸介)
〈1週前追い切り診断〉北村友を背に栗東坂路で4F51秒8-38秒1-11秒9(一杯)。サトノノブレス(8歳オープン)との併せ馬で半馬身先着。久々を好走した反動はなく力強く伸びた。好調をがっちりとキープ。