【秋華賞馬体診断】カンタービレ

 「秋華賞・G1」(14日、京都)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、秋華賞に出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【カンタービレ 評価B】

 春はフラワーCを制したあと、2カ月の間隔を取ってオークス(13着)へ参戦。ただ、カイ食いが良くなかったため馬体が膨らまず、1週前の撮影時はトモ高で腹が相当巻き上がったフォルムになっていた。

 ひと夏を越して体質の強化は顕著。ローズSを勝って中3週で本番を迎える今回は、1週前の撮影段階で馬体をふっくらと見せている。多少、前駆体形に映るバランスながら、丸みがありつつトモを凝縮させている点は評価に値する。体形そのものはマイラー。それでも高速馬場の京都二千なら、パフォーマンスは落ちないはずだ。

(馬サブロー栗東・吉田順一)

 〈1週前追い切り診断〉栗東CWで5F69秒5-38秒2-11秒8(馬なり)。先を進む僚馬2騎を直線半ばでとらえると、一杯に追われる相手を尻目にしびれるような手応えで圧倒し軽々と先着した。ラストの数字も馬場状態を考えれば非常に優秀。適度なテンションを維持しており、高いレベルで状態は安定している。

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