【大阪杯馬体診断】サトノダイヤモンド
「大阪杯・G1」(4月1日、阪神)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、大阪杯に出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【サトノダイヤモンド 評価A】
デビュー以来、馬体重が498キロ~506キロと大きな変動がないタイプ。凱旋門賞から5カ月半ぶりの前走は、肩の筋肉の盛り上がりやトモの筋肉の段差など、好調時と遜色のない状態に仕上がっていた。写真では首が高く見えるが、本来は地面と平行になるぐらい低くなるので心配はない。
菊花賞を勝っているが、胴はそれほど長くなく典型的な長距離馬とは言えない。首の長さや脚の長い体形から長距離をこなしている印象で、最適の距離は2000~2400m。本質的には中長距離馬だ。
(馬サブロー栗東・竹原伸介)
〈1週前診断〉25日の日曜に栗東坂路で4F55秒7-13秒1(馬なり)。この馬らしい大きな走りで気配は良化している。