【有馬記念馬体診断】レインボーライン
「有馬記念・G1」(24日、中山)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、グランプリに出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【レインボーライン 評価B】
今春は馬体が体重より大きく見えていたが、ひと夏を越して今シーズンはすっきりとした。ステイゴールド産駒は馬体をコンパクトに見せるタイプが多く、馬体が完成してきたと言える。
それでも馬体が貧相に見えることはなく、張りのある点は好感を覚える。毛ヅヤは前走時の方が良かったが、冬場のこの時季としては及第点以上だろう。前後の爪が厚い馬に道悪巧者は多いが、この馬も典型的なタイプ。前駆に比べて後駆が発達しているのが、確かな末脚を使えるポイントだ。(馬サブロー栗東・竹原伸介)
〈1週前追い切り診断〉栗東坂路で4F56秒0-40秒1-12秒8(馬なり)。終始リラックスして登坂した。脚脚さばきは素軽く、気配は良好。