【マイルCS馬体診断】サングレーザー

 「マイルCS・G1」(19日、京都)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【サングレーザー 評価B】

 5月の500万条件戦から、4連勝で初重賞を制覇。その最初のレースでは466キロと、キャリア最低の馬体重で細身の体つきをしていた。

 ひと夏を越して胸前の筋肉が増量し、トモも丸みを帯びてたくましさが増している。連勝中は中3~11週の間隔で出走していたものの、今回は中2週のローテーション。道悪競馬を好走した反動も心配していたが、毛ヅヤは落ちておらず、馬体に活気があるのは何よりだ。

 若干、胴が短くマイル戦より短距離指向の馬体をしている分、評価を下げたが、状態は引き続き良好だ。(馬サブロー栗東・竹原伸介)

 〈1週前追い切り診断〉9日に栗東坂路で4F59秒7-12秒8(馬なり)、12日の日曜にも4F52秒3-12秒4(馬なり)をマーク。中2週となるが馬体にも張りがあり、好調をキープ。

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