【エリザベス女王杯馬体診断】ヴィブロス

 「エリザベス女王杯・G1」(12日、京都)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【ヴィブロス 評価A】

 デビュー以来最長となる約9カ月ぶりだった前走の府中牝馬S。当時は馬体が仕上がっているものの、毛ヅヤがひと息だった印象。それがひと叩きされた今回は、ビロードのような光沢に包まれて大幅に良化。前腕部や下腿部に血管が浮き出て、皮膚の薄さも目を引く。

 1週前の状態としては満点と言える状態だ。3歳時に比べると、キ甲が抜けて馬体が完成。首差しの長さや胴の長さから、1800~2200メートルがベストの条件と思える。

(馬サブロー栗東・竹原伸介)

 〈1週前追い切り診断〉藤岡康を背に栗東CWで7F94秒6-37秒5-12秒2(仕掛け)。僚馬2頭をそれぞれ0秒9、2秒5追走して0秒1、0秒4先着した。休み明けを2着した反動はなく、素軽さ満点の動き。気配も良化しており、状態はさらに上向いている。

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