【皐月賞馬体診断】カデナ

 「皐月賞・G1」(4月16日、中山)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、牡馬クラシック第1冠に出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【カデナ=評価B】

 父のディープインパクトと同じようなサイズに見えてしまうが、460キロと20キロほど重たい体重は筋肉の質感によるものか。

 1週前追い切り後の撮影とは言え、弥生賞時に比べると今回は余分な脂肪が一切見られない。その1週前追い切りが、テンから意欲的に追われるハードな調整が施された。今すぐにでもレースに使えるほど仕上がっており、来週のひと追いと長距離輸送でどこまで維持できるかが大きなポイントとなりそうだ。

 トモのボリュームや膨らみが弥生賞ほどではない分B評価にしたが、トモ高の体形や飛節、つなぎの角度からやはり切れ味が最大の武器だ。(馬サブロー栗東・吉田順一)

 〈1週前追い切り診断〉福永を背に栗東坂路で4F51秒6-38秒0-13秒3(一杯)。ジャストドゥイング(5歳OP)と併入。手応えは見劣ったが、最後まで集中して走れていた。追い切った時間帯を考えると、全体時計も上々だ。

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