【大阪杯馬体診断】ヤマカツエース

 「大阪杯・G1」(4月2日、阪神)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、今年からG1に昇格した大阪杯に出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【ヤマカツエース=評価A】

 2歳の新馬戦は千二でデビューし、3歳の春はクラシックには目を向けずNZTを制するなどマイル戦線で活躍。その後の北海道シリーズからは中距離路線に顔をのぞかせると、芝二千の重賞を4勝するまでの猛者に成長した。

 当然、馬体や走法も大きく変化したが、今では首差しが長く胴長+脚長のトモ高体形。前後のバランスは上々で適度な筋肉量を誇り中距離志向に様変わりした。

 馬体に凹凸がなくメリハリを欠いていた金鯱賞が圧巻の勝ちっぷり。今回は晴天で天候の違いはあるが、馬体の張りツヤは目を見張り、トモの容量や質感は明らかに前走以上。目標としていた二千のG1に向けて悔いのない仕上げだ。(馬サブロー栗東・吉田順一)

 〈1週前診断〉26日の栗東坂路で4F57秒1-40秒6-12秒8(馬なり)。レース間隔も考慮して派手は時計は出していないが、力強い踏み込みが目を引く。好調維持。

編集者のオススメ記事

馬体診断最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス