【大阪杯馬体診断】キタサンブラック

 「大阪杯・G1」(4月2日、阪神)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、今年からG1に昇格した大阪杯に出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【キタサンブラック=評価B】

 昨年の有馬記念時はトモがそろって前重心だったが、今回は比較的バランスが取れている方。前重心はどうしても後肢が頼りなく見えてしまうが、今回はそういう感じは一切ない。

 長距離輸送のあるなしやローテーションで当然仕上げは変わってくるものだが、過去の経験則から言えば、今回の姿形は関東遠征仕様に見える。

 トモが凝縮されているが、首差しや胴が少し短く見える姿形は気持ち重たい可能性がある。阪神や京都で戦うときはもう少しスカッと見せており、今年の初戦が大阪杯と言うローテーションが影響している印象。最終追い切りを経てどこまで良化するかが見ものだ。(馬サブロー栗東・吉田順一)

 〈1週前追い切り診断〉黒岩を背に栗東CWで6F78秒6-37秒7-12秒2(馬なり)と最後まで余力十分に好時計をマーク。僚馬2頭を0秒9、0秒5追走して、それぞれに併入、0秒5先着した。機敏な動きで、太め感なく仕上がっている。

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