【フェブラリーS馬体診断】アスカノロマン
「フェブラリーS・G1」(19日、東京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、フェブラリーSに出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【アスカノロマン 評価=B】
昨年のフェブラリーSは、前哨戦の東海Sを制し余勢を駆っての3着。そしてチャンピオンズCは、みやこSで惨敗しながらも巻き返して3着。ムラ駆け傾向は否めないが、中央のG1で3、3着の戦績は素直に評価していいだろう。
500キロを優に超す馬体重の持ち主だが、シルエットはスラッとしておりトモ高の体形。本質的には前でしぶとい立ち回りが持ち味だが、立ち気味のつなぎからは昨年のフェブラリーSの様な差す形も可能。
いかに気分良く走れるかにかかっている。前走時に比べると馬体が引き締まりトモの張りも良化。状態面は確実に上向いている。(馬サブロー栗東・吉田順一)
〈1週前追い切り診断〉栗東CWで6F82秒4-38秒1-12秒7(一杯)。リズムを乱すことなく運んで、直線でも力強い伸びを発揮した。状態面に陰りは見られない。