【ボート】平和島ダービー出場へ 勝負駆けの地元選手に注目

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 今年のダービー開催地は平和島(10月26~31日)。地元・東京支部の選手たちは、出場へ向けて気合が入るところだ。

 ダービーの出場選考期間は、昨年の8月1日から今年の7月31日まで。この1年間の勝率上位選手が、出場切符を手にすることになる。

 最近5年の出場ボーダー(予備からの繰り上がりを除く)を振り返ると、2016年が勝率7・24。17年は7・15、18年は7・21、19年は7・14、20年は7・19。そして、今年の出場ボーダーは勝率7・14近辺で推移している。

 東京支部で現在の出場ボーダーを上回っている選手は、浜野谷憲吾、石渡鉄兵の2人。両者とも7・30を超え、例年のボーダーと比較しても、すでに安全圏に入ってきたと言える。

 一方でボーダー近辺の選手も2人いる。中野次郎と長田頼宗だ。6月20日現在で、中野は7・14、長田は7・13。まだボーダーが上昇する可能性もあるため、やはり勝率を上げておかないと出場は厳しくなるだろう。

 つまり、7月末までは常に勝負駆け。1走1走の着順が大きな意味を持つので、いつも以上に気迫あふれる走りが期待できる。そこも意識して、舟券予想に取り入れても良さそうだ。

 ちなみに中野は戸田に出場中(21~24日)で、今後は蒲郡(7月3~8日)に出走予定。

 長田の出場は児島SG・グランドチャンピオン(22~27日)、まるがめG2・全国ボートレース甲子園(7月6~11日)、尼崎(7月21~25日)、戸田(7月30日~8月3日)が予定されている。

 ぜひ、地元ダービー出場への勝負駆けを成功させてもらいたい。(関東ボート担当・岡 浩司)

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